五箇山で凄く長く持つ和紙を作っている現場があったのでドローンで撮影してみました。

五箇山で凄く長く持つ和紙を作っている現場があったのでドローンで撮影してみました。

みなさん、紙って何を使ってますか?

私を含めてほとんどの方が洋紙を日常使いされていると思います。洋紙は大規模な機械を使って大量生産され、安定供給と価格の安さが人気を博し、高度経済成長期のOA化(懐かしい表現!)が紙を大量消費する文化を生み出して、その結果日常生活に深く浸透したと思うんですよね。

一方でその影響をもろにうけてしまったのが和紙だと思うんですよ。

そういえば和紙を使う生活って

今は「ない」と言っても過言ではないと思うんです。障子に貼ってある紙は昔は和紙だったと思うのですが、最近は紙ですらないものを貼ってあるケースもありますし、もう一歩踏み込んでしまって障子がないお家も珍しくないので、和紙が全く身の回りにない環境が当たり前になってきたと思います。ちなみに、障子の歴史は古く平安時代末期だそうです。まさかその当時はこんなことになるとは思ってなかったでしょうね。。。

偶然生産現場を撮影する機会が訪れる

SIM村はマーケッターとして仕事をしてたりするわけですが(真面目に働いてます)、そのお仕事を経由して偶然生産現場を撮影する機会が訪れたんですよ。現場ではそりゃもう驚きの連続ですよ。

とにかく手間がかかるしアナログだし。機械化されたり電子化されているところを見つけるほうが難しいくらい。人の感性や感覚がその品質を決めてしまうものだから、仕方ないということなんでしょうね。

職人さんが雪の上で原材料を一束一束丁寧にひっくり返していきます

紙の色が白いのは実は「漂白しているから」なんですけど、洋紙や最近の和紙等は薬品を使って洋紙であればパルプを和紙であれば楮等をを漂白していきます。

しかし、この五箇山で生産されている和紙はなんと全てが自然の力での漂白。驚きの白さとはまさにこの事です。

今回はその作業風景をドローンで撮影したので、ご覧いただきたいと思います!日本の原風景が垣間見れたような、そんな気持ちでした。

とんでもないところに使われてます

この五箇山で作られた和紙、実は宮内庁で使われていて、御所や桂離宮の修繕にも使われています。最近では名古屋城の本丸御殿で使われた実績があるそうです。

この紙が修繕に使われるその理由は紙自体がとんでもなく(数百年)長持ちするからです。色合いのすばらしさもさることながら耐久性も兼ね備えた和紙。万能すぎますね。

和紙以外の紙はみんな紙

実は紙にその国固有の名前を付ける国はすくないんだとか。和紙はありますが、アメリカンペーパーや、ブリティッシュペーパーとは言いませんもんね。

私たち日本人は長い時間をかけて紙を愛しその文化を連綿と守ってきました。日常使いはできなくとも、大切な文化として和紙を残すことが必要なんだと強く感じましたね。いやぁ~真面目か!俺は。

現場からは以上です。